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InDesign:データ結合機能で見開きページを作成するときは,サンプルスクリプト”AdjustPageItems.jsx”も使う

こんにちは。英語担当の(く)です。
今回はInDesignのことを書きます。
データ結合機能で見開きページを作成するときは,サンプルスクリプト”AdjustPageItems.jsx”を併用すると便利です。
ただしバグ修正が必要,という備忘録です。

 

データ結合とは,Wordでいうところの差し込み印刷のようなものです。
例えば宛名印刷など,リストになっているデータを同一パターンの紙面に流し込んでいくようなときに使えます。
詳しい説明は公式に譲ります。
ポイントは,
・画像列の1行目は「’@」を先頭に付ける(@単体はエクセルで関数扱いされるため)
・名前を付けて保存するときはタブ区切りテキストを選択する
このくらいです。
ただしこの機能,見開きページは作成できないという欠点があります。
これを作りたいのに

データ結合の出力結果はこのように,単ページになってしまうのです。
単ページ
ファイル→ドキュメント設定→見開きページにチェックを入れて見開きにすることはできますが,ノド・小口のマージンを変えて配置するときはうまくいきません。左側のページのオブジェクトが小口側に寄ってしまいます。

はがきなど1枚で完結するものを作成することが目的だと思われるのでしかたないのですが,なんとかしたいところです。
これを克服できれば,単語集や図鑑など見開きページ上でパターンを繰り返す物も素早く作成できるようになります。
ですが,web上で検索しても一発で解決するような方法は今のところ見つけられていません。
こちらのページを参考にさせて頂きました。
ただ,こちらの環境では
「3)ページができたら、「ドキュメント設定」>「見開き」にチェックを入れます。」
この手順を踏んでも正しく配置されませんでした。
また,マージン設定をさわるのも抵抗があります。

 

上の失敗例では,左側ページ(今回は偶数ページ)のすべてのオブジェクトを,左側に動かしたい(ここではX-18mm)したいですね。
サンプルスクリプトであるAdjustPageItems.jsxを使えば,一発でこの操作が可能です。
ウィンドウ→ユーティリティ→スクリプト をクリックしてスクリプトパネルを表示するとここにあります。

これをダブルクリックするとウィンドウが開きますので,値を指定します。数値だけ入れるとptになるので,mmならば単位を明示する必要があります。

えいやっとやるとエラーが出ます。

こちらについては公式コミュニティで解決されています。先行研究に感謝。
これに従ってスクリプトを修正します。
するとちゃんと回ります。マージン枠がおかしいのですが。。

ただし奇数と偶数がなぜか逆になる場合もあるので,その場合は逆にしてください(今回ならoddの欄に値を入力する)。

これで見開きページが作成できました。

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